城中電鉄 

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城中電鉄沿線の神社仏閣

神仏 

城中八雲稲荷神社

城中八雲稲荷神社は、城中市八雲町にある神社。本家は富山県富山市にあり、九尾の狐を祀っている。

その昔、飢饉によって米がとれず苦しんでいた村があった。そんな夏の年である。そこに九尾の狐が現れた。非常に珍しいため村人はなけなしの作物を狐に与えることにした。狐はそれを食べると立ち去って行った。
その秋、村は数年ぶりの大豊作となった。ある村人が「九尾の狐のおかげだ」と言ったことから、九尾の狐は神様が授けてくれたものということが広まり、神社を建立し九尾の狐を祀ることになった。

八雲稲荷に参拝する時は五目ごはんの入った稲荷寿司を持参する事が多い。参道では五目稲荷が売られている。
これは、九尾の狐に米の他に野菜やキノコなどの山菜も与えたことに因む。

八雲稲荷神社は、学業・事業成就および交通・旅安全の御利益があると言われる。
本来は豊作にご利益があり、学業・事業成就はここから転じたものと思われる。また、狐が安全に帰れたことから交通・旅安全になったと言われる。

「八雲稲荷神社」は、富山の「八雲稲荷神社」を筆頭とし、箕面・桜美・城中・城国に所在。富山の八雲稲荷神社以外は「箕面八雲稲荷神社」、「城中八雲稲荷神社」など、地名を付けるのが習わしである。

八雲稲荷神社:富山地方鉄道「八雲稲荷」駅徒歩5分
城中八雲稲荷神社:JR江坂道線「綾路」駅徒歩8分
桜美八雲稲荷神社:桜美鉄道「桜美花岡」駅
箕面八雲稲荷神社:阪急箕面線「箕面」駅
城国八雲稲荷神社:

慧雲寺

当地出身の慧雲が鎌倉時代に浄土宗の本山を建立したのが始まりとされている。
江戸時代には境内で子供たちを集めて勉強(いわゆる「寺子屋」)をしていたようである。

主に本殿と宝物殿からなり、通常は本殿のみ見学が可能である。12年に1回、辰年の旧暦如月19日から約1週間のみ宝物殿が一般公開される。この時は非常に多くの観光客が訪れる。

境内には広葉樹の樹が多く植わっており、紅葉の季節には赤い紅葉が美しい。
前述の城中八雲稲荷神社と市内の初詣客を二分している。

慧雲寺:城中電鉄「善住人」駅徒歩5分


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