城中電鉄 

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ED41形電気機関車

ED41形電気機関車は、1955年に導入された電気機関車です。

当初は保線作業や新車の搬入、入れ替えといったことに使用されてきました。
しかし、現在では電車が使用されることが多くなり、専ら泰原台車庫でお昼寝をしている状態となっています。

車輌的には近鉄デ31や神戸電鉄ED2001形(後に700形)と同形式のもので、全長10.8m、重量40.8tという地方私鉄の電気機関車としては大きいほうの部類に入ります。
軸配置はB-B、主電動機はMB-280-AR形(128kW)を4基搭載。台車はTR-11を履かせています。歯車比は16:73の4.56となっています。
動力伝達方式は吊りかけ、抵抗制御で直並列2段組み合わせ制御を採用しました。


城電が誇る電気機関車です。
トレインフェスタで見たことがあります。結構人気ですよね。
でも、心なしか大きいお友達が多かったような……。
日本で標準軌の鉄道で電気機関車を持っているのが近鉄さんくらいですからね。大きなお友達もこれ目当てで来る人が多いようです。
機関車の目的は貨物輸送のためというのが多いですので、JRさんと同じ軌間の鉄道で採用されることが圧倒的に多いですよね。
そうですね。東武さんや相鉄さんのように、特に「鉄道」が出自の会社だと機関車を持っている場合が多いですね。西武さんなんて昔は糞尿の輸送をしていましたね。一方、東急さんのように「電鉄」が出自の会社だと輸送の目的が貨物ではなく乗客が主なので、機関車は持たないことが多いようですね。
城電って「電鉄」が出自ですよね?
はい、そうですね。元々は軌道(路面電車)でした。
じゃあ何で電気機関車なんて持ったんですか?標準軌で国鉄に乗り入れられないのに。
うん、変だよねー。
……電気機関車って格好いいじゃないですか。
えっ? まさかそんな理由で入れちゃったんですか!?
はい。「業務用として必要だ」と言って1台買っちゃいました。ちょうど40t級なので4が事業用の番号になると言うことで一石二鳥ですしね。
フ、フリーダムすぎる……

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