城中電鉄 

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810形

810形は500形を置き換えるため、JR東日本の205系を改造した車輌です。

概要

城電に在籍する500形が残り3編成となり置き換えが急務となっていました。とりあえず新車を作ることで落ち着きましたが、残念ながら3編成を全て新車で置き換えるお金は城電にはありません。
どうしようかと考えていた時、JR東日本が横浜線の205系をインドネシアのジャボタベックに譲渡するという話を聞きました。横浜線の205系は1988〜89年に製造された車両ということもあり、まだ活躍できるだろうと踏みました。
そこで城電担当者はJR東日本に出向き「インドネシアに譲渡するならウチに1編成欲しい」と頼み込みました。JRと城電では軌間が違うということもあり改造工事は難航しましたが、無事譲渡され現在は試運転を行っている段階です。運行開始は2014年10月を予定しています。

▲横浜線205系(画像はH13編成)

車輌概説

車体

JR東日本から譲渡された205系を使用しています。
塗装は行わず、城電では初めてとなる無塗装車となりました。ラインカラーとして赤と城電クリームを使用しています。
前面はJR東日本系列の東日本トランスポーテックで改造を行い、中間車改造の顔を使用しています。
表示機器は3色LED方式は城電では採用しないことを決めているため、フルカラーLEDに換装しています。

内装

オールロングシートですが、元の205系の座席がへたっているため交換することにしました。交換するにあたりE233系と共通のモケット等を使用することを選択しました。
これは、標準品を使用することで工場にある既存の製品で流用が可能となるためです。E233系ならば現在増備中のため、注文を少し増やすことで対応できると踏みました。座席は中央線で使用している赤系統のモケットを使用しています。
また、205系の扉には化粧板が貼られていませんでしたが、壁と同様の白系統の化粧板を貼ることで温かみを出しました。
また、車内LCDとしてコイト電工製の「パッとビジョン」と呼ばれる行先表示器を新たに千鳥配置で設置し、乗客への利便性を図りました。
マスコンは中間車改造の車輌では通常ワンハンドルマスコンを使用するのですが、城電ではワンハンドルマスコンを採用していないため、城電で採用している縦横軸併用ツインレバー型マスコンを810形でも引き続き採用しました。

主要機器等

制御方式は界磁添加励磁制御、主電動機は205系時代のMT61形(120kW)を流用しています。JRと民鉄の機器を併用するというのは本来はあまりするべきではないのですが、「1編成のみなら大丈夫」という条件のもと採用しています。
これを歯数比6.07で回します。起動加速度は2.4km/h/s(空車時3.1km/h/s)。
台車も205系で使用されていた動力台車がDT50、付随台車がTR235形、いずれも城電では初めてとなる軽量ボルスタレス台車を採用しました。
仙石線や南武支線で走ってるタイプの顔ですね
川越線や鶴見線ではなく「南武支線」を思い浮かべるということは、相当鉄道に嵌って来てますね
……。それはそうと、どうしてこのタイプに替えたんですか? そのままでも充分使えるわけですし、その分余分にお金かかりますよね
勿論、更新車タイプの顔がカッコいいという理由もあるのですが車両整備上の都合です
……というと?
他の在籍車輌を見れば分かる通り、ヘッドライトの位置を上部隅に揃えています
……あっ!!
車両整備は夜間に行われることが圧倒的に多く、高さと位置を大まかにでも分かるというのは重要なことなのです。よって、JR東日本さんにお願いして中間改造車の顔にしてもらいました
外が205系で中がE233系って面白いですよね
大丈夫です。JR東日本はE231系のボディーにE233系の内装で台車が211系という車輌を1編成試作車として作っています(※)
実際にあるんだ、アニメに出てきたアレ……
(※)もちろん実際には存在しません

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